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かしわのタウンニュース




NO.1737



柏の伝統文化「東葛印旛大師霊場巡拝」、塚崎・寿量院にて無事結願!
(2014年5月5日)


 江戸時代の文化5年(1808)に始まって以来206年目にあたる東葛印旛大師霊場巡拝(通称:送り大師)が、弘法大師を信仰する大師講の人々約1千人によって、5月1日から5月5日までの5日間かけて盛大に行われた。最終日の5月5日には、塚崎・神明社から大津川河岸を経て寿量院まで、稚児が加わった数百人の長い練り込み行列が続いた。そして、結願寺である寿量院に入った一行は八十八ケ所の大師霊場を無事に巡り終えたことを感謝する僧侶団による結願成就の法要およびその後の結願式に臨んだ。
 弘法大師霊場の巡拝は本来は弘法大師が開基した四国八十八ケ所をまわるもの(お遍路巡礼)であるが、時間や費用がかかりなかなか難しいので、その代わりとして各地において最寄の場所に四国霊場を模した新霊場を設け、それらを巡拝する慣わしが江戸時代以降盛んになった。
 この東葛・印旛送り大師もその一つで、江戸時代の文化5年に柏・長全寺および増尾・萬福寺の住職の発願により始まった。霊場(札所)は四国霊場と同じような地形を選んで88ケ所設けられており、柏市に69ケ所、白井市に10ケ所、鎌ヶ谷市に5ケ所、松戸市に4ケ所ある。各札所の大師堂には四国の元寺から写した御詠歌の額が飾られ、札所を示す標石が建てられている。巡拝行程は約80kmになる。
 東葛・印旛送り大師の特徴は、個人で回る巡礼とは異なり、1千人を超える信者が行列を組んで回ることと、送り大師の名前のように厨子に入った大師像を地区ごとに順番に送って行くことにある。各地区ごとに大師組合(大師講)が組織されており、それらが毎年交代しながら巡拝の出発・到着の拠点地区となって行事を運営している。
 結願区にあたった地区の寺を出発し、右回りに各地区を一回りして5日目の最後に同じ寺に戻ってくる。各地区と日々の行程の出発霊場と到着霊場との間の交通は地区ごとに仕立てられたバスで行われている。元気な人は日中の霊場巡拝は歩いているがお年寄り達は霊場間をバスで移動している。


大津川堤防を経て農道を進む練り込み行列の一行。


大津川の堤防を進む練り込み行列の先頭 塚崎地区に伝わる十二座神楽の囃子方や踊り手も参加。先頭は猿田彦。


稚児行列の一行。 お坊さんたちの行列。


地区のメイン通りを進む練り込み行列の一行。先頭は露払い。 山の上にある本堂に向かって進む練り込み行列の一行。


本堂前で僧侶たちによる結願成就の読経が行われた、その後結願式が行われた 結願式。来賓の秋山市長も挨拶。



 柏市・沼南太郎




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